物損の慰謝料

物損事故は器物の損壊ですので、基本的には損害賠償で補てんされることになります。ですが、例外的に慰謝料が認められる場合があります。法律上ペットは動物ですので器物として扱われるのですが、家族同然で過ごしていたなどと言った愛着があった場合、慰謝料を請求出来た事例もあります。同じような考え方で、先祖への思いが詰まった墓石が壊されてしまった場合、プロの陶芸家が自分の作品を事故によって壊されてしまった場合など認められた例もあります

愛車愛車に関しては、たとえ愛着があったとしても慰謝料という観点ではなく、損害賠償という形で行われます。修理工場が相手の保険会社に決められてしまう場合もありますが、その限りではありません。修理工場の担当者と保険会社の専門家が協議をして折り合いがついた時点で協定を結び、修理代を支払うことになります。必ずしも修理をしなければならないというわけでなく、修理代を払ってもらい新車の購入資金にすることもできます。

しかしながら、事故車とそうでない車は例えば中古車市場にて査定をする場合、査定金額に大きな違いが生じてしまいます。それを事故歴といいます。ですが、交通事故により車両を修理したことによる交換価値の下落を補てんするためには、加害者側に評価損を請求することができます。